無線LANルーターは使えれば良いように思うかもしれないですが、数年前と比較すると格段に進化しています。
インターネットの回線を契約して、その時から同じ無線LANルーターをずっと使い続けている方も多いと思いますが、最新のものは高速インターネット可能になっています。
今回無線LANルーターを、目的・用途を3つに分けて厳選しましたので紹介します。
無線LANの規格
無線LANの規格はいくつかあり、約5年間隔で新しいものが登場しています。
規格 | 周波数帯 | 最大通信速度 | 策定時期 |
---|---|---|---|
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps | 1999年10月 |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps | 1999年10月 |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps | 2003年6月 |
IEEE802.11n | 2.4GHz, 5GHz | 600Mbps | 2009年9月 |
IEEE802.11ac | 5GHz | 6.9Gbps | 2014年1月 |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) | 2.4GHz, 5GHz | 9.6Gbps | 2019年3月 |
最大通信速度は、2013年当時と比べると約10倍も速くなっています。
「IEEE802.11ac」より前の規格を使用している場合は、光回線を使用していても十分な速度を得られていないケースがあります。ルータの買い替えを検討してみるのも良いかと思います。
最近の機種は、「IEEE802.11ac」に対応しているものがほとんどで、インターネットをより快適に楽しむことができます。
用途・目的別におすすめルーターを厳選
今回、家庭向きで人気のある「NEC」と「Buffalo」のメーカーに限定して、目的別に各1台ずつ厳選しました。
どちらも日本メーカーで人気があるので、いま使っているものと同じメーカーを選ぶなど、好みで選んでもらって大丈夫です。
また少し調べると「TP-Link」というメーカーもあるかと思いますが、こちらは中国メーカーになります。一見安くて良さそうな気もしますが、情報をどこかに送信しているような噂もあったりするので、個人的にはおすすめしません。
無線LANルーターは使用頻度も多く、一度買うとなかなか買い換えるものではないので、出来るだけ良いものを買っておいた方が長期的に見るとオススメです。
重視した方が良いこと
V6プラス機能の付いた無線ルーターを買うようにしましょう。
インターネットが遅いのは、光回線(IPv4)の混雑が原因であることもあり、それを回避するためにはV6プラスが必要となる場合があります。
せっかく買い替えたルーターを無駄にしないためにも、V6プラス機能の付いたルーターを紹介していきます。
とにかく通信速度にこだわる
通信速度にこだわる方に、無線LAN最新規格のIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応した機器を選びました。
最上位機種になるため、価格は30,000円前後になります。
複数人・複数台で使用
複数人・複数台で使用する方に、4x4ストリーム(アンテナが送受信4本ずつ)に対応した機器を選びました。
価格は1万円前後になります。
一人暮らしでコスパ重視
一人暮らしでコスパ重視の方向けに、2x2ストリーム(アンテナが送受信2本ずつ)の機種を選びました。
価格は5,000円前後になります。
さいごに
無線LANルーターは種類が多いですが、1ランク上のものを選んだ方が長く使えるのでおすすめします。
今回V6プラスに対応していて、評判の良い機器に限定したので参考にしてみてください。
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